弓道の上達速度が上がるゴム弓で練習するメリットと重要なコツとは?

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意外と侮れない?弓道のゴム弓で練習するメリットと練習のコツ

意外と侮れない?弓道のゴム弓で練習するメリットと練習のコツ

弓道を習い始めた頃は、ゴム弓で何度も練習させられるものですから「いまさらゴム弓なんか使って練習したくない」と考える人も少なくはないでしょう。

 

しかし実は、ゴム弓を使った練習は案外無駄ではありません。

 

ゴム弓を使った練習には数多くのメリットがあり、効果的に導入できれば弓道の上達も早くなります。

 

そこで今回はゴム弓を用いた練習のメリットと、効果的な練習方法も併せて確認していきましょう。

 

ゴム弓練習動画

 

 

ゴム弓で練習をするメリット

「ゴム弓でできる事は、素引きや的前でも練習できるから意味がないのでは?」と考える人も多いことでしょう。

 

しかし、それでもゴム弓を練習に取り入れることをすすめる理由は、次のようなメリットがあるためです。

 

場所や時間を選ばない

ゴム弓を練習に取り入れる大きなメリットの一つ目は

  • 「練習する場所や時間を選ばない」

ということです。

 

弓を使って練習する場合は、弓そのものが2m以上のサイズがあるため、自宅での練習には向きません。

 

そもそも自前の弓を持っていない場合は、道場が空いている時しか練習することができないため、場所や時間に大きな制約がつきまといます。

 

しかしゴム弓は持ち運びが簡単にできるサイズであるため、

  • 自宅ではもちろん、ちょっとした隙間時間に練習をすることも可能

です。

 

ゴム弓はどれでもいいというわけではありません。

 

ゴム弓の選び方はこちらをご覧ください。

 

 

自前の物を簡単に用意できる

ゴム弓を積極的に練習に取り入れるメリットの2つ目は

  • 「ゴム弓は安いため、自前のものを簡単に用意できる」

ということです。

 

弓道の道具はいずれも高いものばかりです。

 

例えば弓は安くても1本2?3万円はするものばかりです。

 

それに比べてゴム弓は、1本2,000円程度で用意することができます。

 

そのため自前の物を簡単に用意することができ、いつでも気軽に練習を行なうことができます。

 

離れや残心のチェックも簡単にできる

弓道の練習において離れや残心をチェックできる場面は、的前や巻藁、もしくはゴム弓の練習のときに限られてしまいます。

 

しかし的前や巻藁の練習の時には、次の利用者が待っていたりすることもあるため、何度も練習を繰り返すことができない状況もあることでしょう。

 

一方ゴム弓は、1人で何度も繰り返し練習を行うことが可能です。

 

そればかりか自分で好きなところで練習することができるため、姿見の前で練習したり、スマートフォンやビデオで全身が映る場所で練習することも難しくありません。

 

自宅で納得できるまで練習しておきましょう。

 

離れがうまくいかないと思っている方は、こちらを参考に練習してみてください。

 

 

弓道で重要な残心の意味を知っておくことも大切です。
詳しくはこちらをご覧ください。

 

 

ゴム弓は上手に活用することで上達速度は格段に早まります。
こちらで「会→離れ→残身」の流れを良くするための練習方法が紹介されています。
ぜひご覧ください。

 

 

 

ゴム弓での効果的な練習方法

ゴム弓のメリットがわかったら、今度はその効果を最大限に引き出しながら練習を行なっていきたいものです。

 

そこで、次のような方法でゴム弓による練習効果を最大限に高めていきましょう。

 

鏡の前で繰り返し練習

ゴム弓は実際の弓と形は違うものの、それを扱う際の動作は、実際の弓と何ら変わることがありません。

 

そのため弓道で重要視される、

  • 姿勢の調整には非常に適した練習道具

です。

 

どこでも気軽に練習できるという手軽さを活かして、鏡の前やビデオ撮影で繰り返し動作を確認し、常に納得できる射形を再現できるようにしましょう

 

手の内を意識した練習

ゴム弓は、

  • 正しい手の内を体得する

際にも非常に適した練習道具です。

 

正しい手の内は弓道の数ある技術のなかでも、体得することが難しい技術の一つでもあります。

 

そのため、正しい手の内を身に付けるためには、何度も何度も繰り返し練習する必要があります。

 

ゴム弓は、場所や時間を選ばずに、どこでも気軽に練習できるというメリットがあります。

 

そのためゴム弓を練習に積極的に取り入れることで、弓道場が空いている限られた時間以外でも、練習を重ねることができ、早い段階で正しい手の内を身に付けることができるでしょう。

 

手の内の作り方はこちらをご覧ください。

 

 

決めた時間に練習

ゴム弓の「どこでも練習ができる」という手軽さを活かして、どこにいる場合であっても

  • 決めた時間に練習を行なう

ようにしましょう。

 

このようにすることで、忙しいからと練習をサボってしまいそうな時も、継続して弓道の練習を続けることができます。

 

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まとめ

的前や巻藁で練習できるようになると、ゴム弓の練習は無駄なことのように思えてしまうかもしれません。

 

しかし、ゴム弓を用いた練習によって得られる効果は、意外と侮れないものです。

 

そのため、現在的前や巻藁ばかりで練習している場合は、改めてゴム弓を用いた練習を行なってみるのはいかがでしょうか。

 

これまでなかなか修正できずに困っていた癖を修正することができたり、さらなる上達につながるかもしれません。

 

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