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【ゴム弓を適当に選んでしまっていませんか?】
ゴム弓は狭いスペースでも、弓引きの練習を行える弓道専用のトレーニング器具で、弓道では数少ない「自主練習」が出来る優れモノです。
しかし、ゴム弓をちゃんと選んでいる方は意外と少ないように思います。
「ゴム弓なんてどれも同じでしょ?」と考えてしまう気持ちが分からないでもないですが…練習用とはいえ、ゴム弓だって立派な弓具です。
種類によってメリット・デメリットが異なるので、ゴム弓を購入するときは自分に合ったものをちゃんと選ぶようにしましょう。
【ゴム弓にも種類がある!種類ごとのメリット・デメリット】
ゴム弓の選び方についてあまり言及されないのは、単純に「ゴム弓に種類があることを知らない」という方が多いからだと思います。
実はゴム弓の種類が一気に増えたのはここ10年ほどの出来事で、それまでゴム弓は1〜2種類しか存在しなかったのです。
もともとゴム弓は自作する方が多かったこともあって、弓道歴の長い人ほど「販売されているゴム弓に種類がある」なんて考えてもいないわけですね。
そこで今回は、誰も教えてくれない「ゴム弓の種類」とその選び方をご紹介していきたいと思います。
以下に主なゴム弓の種類を解説していきますので、これからゴム弓を購入するという方は選び方の参考にしてみてください。
高坂ゴム弓
「高坂ゴム弓」は、最も一般的に普及しているタイプのゴム弓です。
1924年創業の「高坂ゴム店」というゴム製品メーカーが製造を行っているのですが、実は高坂ゴム店こそがゴム弓を発明した「元祖ゴム弓」の店なのです。
高坂ゴム店の創業者である高坂岩居さんが、弓道七段錬士だったことがゴム弓誕生のキッカケだったようです。
さて、そんな元祖・高坂ゴム弓の
- 最大のメリットは「安全性の高さ」
です。
ゴムが二重になっているので長く使っていても切れにくく、安定した練習を行うことができます。
- デメリットとしては、「ゴムを換えることができない」
という点があります。
もともとゴムの交換を想定して作られた道具ではないため、ゴムが老朽化した場合は本体ごと交換する必要があります。
器用な人ならゴムを交換することも不可能ではありませんが、自分でゴムを換えると高坂ゴム弓最大のメリットである「安全性」に不安が生じてしまいますね。
長生ゴム弓
「長生ゴム弓」は、高坂ゴム弓の欠点を補う構造を備えたゴム弓です。
形は従来の高坂ゴム弓とよく似ていますが、高坂ゴム弓の機能を全体的にグレードアップさせたような機能を備えています。
- 最大のメリットとして、「簡単にゴムを換えることができる」
というものがあります。
初期セットには強さの異なるゴムが2種類入っており、ゴムを換えることで上達に合わせた負荷をかけることが可能になっています。
また、200円程度でゴムだけを別途購入することができるため、ゴムが劣化しても本体を捨てる必要がありません。
そして
- 「引き心地が本物の弓に近い」というのも調整ゴム弓のメリットのひとつ。
「手の内と引き分けの感覚が最も弓に近くなるように」という開発コンセプトで作られているので、引き分けの感覚がかなりリアルです。
初心者が基本の射形を学ぶときにも非常に効果的なゴム弓であるといえるでしょう。
練習の達人ゴム弓
「練習の達人ゴム弓」は、高坂ゴム弓や長生ゴム弓とは違ってゴムが2ヵ所に留められているタイプのゴム弓です。
ちょっと名前が長いので「ゆーみん」なんて愛称で売られているときもありますね。
練習の達人ゴム弓
- 最大のメリットは、「弓返りする」
ということです。
従来のゴム弓は持ち手の上部1ヵ所しか留められていなかったので、しっかり握りこんで練習する必要がありました。
しかし練習の達人ゴム弓は上下2ヵ所にゴムの留めがあるため、本物の弓と同じ感覚のままで弓返しを行うことができるのです。
また、練習の達人ゴム弓はゴムを結んで使うタイプなので、
- 誰でも簡単にゴムの交換
が行えます。
初期セットには3種類のゴム(弱・並・強)が付いているので、自分の上達具合に合わせてゴムを換えてみましょう。
- デメリットとしては「ゴムが腕を払ってしまうため痛い」
という点があります。
付属品の保護スポンジをゴム部分に取り付ければ、痛みを軽減できるのですが、それでも腕にゴムが当たる感覚を嫌う方もいます。
座右弓
「座右弓(ざゆうきゅう)」は、握り手の部分が木で出来たゴム弓です。
握りの部分には革も巻かれているので、手触りだけで言えばゴム弓の中でも最も本物の弓に近いといえます。
- 座右弓のメリットは「ゴムが手に当たりにくいこと」
です。
弓部分の両端に角度がつけられているので、放したゴムが腕を払う危険性が軽減されています。
また、手の内を整えて押していれば弓返りの感覚を得ることも可能です。
もう一つ、
- 使い込むうちに木肌の美しさが増していくというのも座右弓の特徴
です。
ゴム弓はプラスチック製のものが多いですが、座右弓は木製なので長く使うほど味が出てきます。
消耗品感覚ではなく、一生付き合っていける弓具としてゴム弓を選びたい方にはオススメですね。
ただ、座右弓はそれほど使いやすいゴム弓というわけではありません。
他社製のゴム弓と比べると負荷が軽いので筋トレの効果は薄く、
- 負荷をかけすぎるとゴムの劣化が早まるというデメリット
もあるのです。
見た目のカッコ良さに惹かれて座右弓を選んでしまう初心者は多いですが、練習効率を考えるなら他のゴム弓を選んだほうがよいかもしれません。
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