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弓道を始めるときの費用はどれくらいかかる?具体例で確認
しかし、新しい趣味を始める際には初期費用が必要になります。
もちろん弓道もさまざまな道具を使うため、それを揃える初期費用は必要です。
では一体どの程度の費用が必要になるのでしょうか。
具体例も挙げながら、確認していきましょう。
弓道にかかる費用
弓道にはさまざまな費用がかかります。
道具代、協会費や道場の使用料、検定料は特に費用がかかる部分です。
具体的にどの程度の費用がかかるのか見ていきましょう。
道具代
道具代は弓道を始めるにあたって、一番費用がかかる部分です。
弓道は扱う道具もたくさんあります。
具体的には、
- 弓
- かけ
- 弦
- 矢
- 矢筒
- 道着
- 袴
- 胸当
- 足袋
- などなど…
例を挙げるとキリが無いほどです。
では、それぞれどの程度の費用になるのか確認していきます。
弓
弓にはグラスファイバー製、カーボン製、竹製の3種類があります。
それぞれのおおよその金額は次の通りです。
- グラスファイバー製…3から4.5万円
- カーボン製…4から9万円
- 竹製…8から11万円
ピンきりで迷うかもしれません。
どんな弓を使えばいいか選び方を学ぶならこちらがおすすめです。
弦
弦には合成弦と麻弦の2種類があります。
それぞれの価格は次の通りです。
- 合成弦…500から1,000円
- 麻弦…2,000から3,000円
ちなみに、弦は使用していると、度々切れる消耗品です。
そのため定期的に新しいものを買う必要があります。
お手入れをすることで長持ちさせることができます。
お手入れの方法も知っておきましょう。
かけ
かけは高いものと安いもので値段の差が大きいものです。
オーダーメイドや、有名な職人が製作したものになると高くなります。
価格は2万から10万円程度です。
高価なものですので、しっかりとお手入れをしておきたいものです。
お手入れの方法はこちらをご覧ください。
かけは使っていると黒ずんでくることがあります。
その原因と対策を知っておくことは大切なことです。
こちらをご覧ください。
矢
矢にはジュラルミン製、カーボン製、竹製があります。
ジュラルミン製やカーボン製は大量生産が可能ですが、竹製は職人の手によって一本一本時間をかけて作られるため、価格も高くなります。
以下は6本組で購入した場合の参考代金です。
- ジュラルミン…1.5から2万円
- カーボン…3から5.5万円
- 竹…6から20万円
矢も高価な弓道具と言っていいでしょう。
大切に使って長持ちさせたいものです。
お手入れの方法はこちらをご覧ください。
矢筒
矢を入れる筒です。
技術などに影響を与えるものではないため、特にこだわる必要はありませんが、試合や審査に行く時には必ず必要となるものです。
価格は3,000円前後が一般的です。
道着
道着も矢筒同様、こだわることで技術が変わるということはないため、安いものでも問題はありません。
3,000円程度で購入可能です。
具体的にどのような選び方をすればいいのか?
こちらを参考にしてみてください。
袴
袴も好きなものを選ぶと良いでしょう。
7,000円程度で購入できます。
胸当て
女性の場合、胸当ても必要になります。
高いものではなく、1,000円程度で購入可能です。
足袋
足袋も1,000円程度で購入可能です。
このように意外と多くのものが必要になってきます。
選ぶときに迷ってしまう方も多いでしょう。
弓道具を選ぶ時のポイントはこちらをご覧ください。
弓道具は、お店でなら実際に触ったり、試着したりして購入することができます。
そのため、ミスの少ない買い物ができるでしょう。
しかし、価格が高いというのが少し残念なところです。
もし、購入するものがわかっているのであれば、ネットで購入すると安く買うことが出来るでしょう。
連盟費・道場代
弓道を教えてもらうためには、弓道場に通う必要があります。
しかし大会に参加したり、審査を受けるためには弓道連盟への加入が必要です。
練習のための
- 道場使用料は500円前後
- 連盟の会費は年5,000円前後
必要になります。
検定料・大会参加費
練習するだけであれば道場代のみで十分ですが、大会や昇級・昇段審査を受ける場合は、その参加費用も必要になります。
審査は参加費だけではなく、合格後に登録を行う必要がありますが、この際にも手数料が必要です。
大会参加費用は1,000から2,000円程度、審査は受ける審査内容によって費用が変わります。
参考として、三段までの審査料と登録料を以下に載せます。
級位
- 審査料…1,000円
- 登録料…1,000円
初段
- 審査料…2,000円
- 登録料…3,000円
弐段
- 審査料…3,000円
- 登録料…4,000円
参段
- 審査料…4,000円
- 登録料…5,000円
弓道を初めたのであれば、やはり審査を受けて段を取っていきたいでしょう。
では、実際に初心者が暖を取るまでの時間はどれくらいかかるのでしょうか?
こちらを参考にしてみてください。
具体的にかかる費用
ざっくりとではありますが、以上が弓道を始める上で必要になる費用です。
では実際に合計すると、どの程度の費用がかかるのでしょうか。
参考のために例を挙げて計算してみましょう。
弓道を始めて1年間にかかる費用
道具代…116,200
内訳
- 弓…40,000
- 矢…20,000
- 弦…700×6(2ヶ月に1回買い替え)
- かけ…40,000
- 矢筒…3,000
- 道着…3,000
- 袴…7,000
- 胸当…1,000
- 足袋…1,000
連盟年会費…5,000
道場代…500×52(毎週1回通う)
検定料…2,000(昇級審査、登録費含む)
大会参加費1,500×2(2回大会出場)
となり、合計すると152,200円かかることになります。
あくまでも参考なので、必ずこれだけの金額が必要になるということではありません。
しかしそれでも、最初の一年間で10万円程度の費用がかかるということは、覚悟する必要があるでしょう。
安く抑えるコツ
弓道を続けるためには、とても大きな費用がかかります。
しかし実は、前述した費用は大きく抑えることができます。
特に
- 大きく抑えることができるのは道具代
です。
各弓道場には、誰も使っていない予備の弓や矢があります。
弓道を始めたばかりの頃は、それら予備の道具を使わせてもらうことで、費用を大きく抑えることが可能です。
また、普段から道具の手入れを行うことも節約になります。
例えば消耗品の弦も、しっかり手入れを行えば、1年間全く切ることなく使うことも無理ではありません。
かけも洗濯することができない道具なので、しばらく使うと買い換える必要があります。
しかし使用後にドライヤーで軽く乾かすことでカビを防ぎ、長く使い続けることができます。
このように、費用を抑えるためにできることは数多くあります。
場合によっては前述した金額の3分の1以下で、弓道を続けていくことも可能です。
お手入れの仕方などを学んでおくことが大切です。
弓道を始めるための流れ
弓道を始めるまでのハードルを、高く感じる人もいるかもしれませんが、実は弓道を始めるためのステップは多くありません。
始めようと思えば、次の週にはスタートさせることも可能です。
1.地域の弓道場を調べる
弓道を教えてもらうためには、通える弓道場がどこにあるか知る必要があります。
そのため、まずは弓道場がどこにあるのか調べましょう。
「住んでいる県名+弓道場」で調べると簡単に見つけることができます。
2.調べた弓道場を管理、もしくはそこで活動している団体を調べる
弓道場を見つけることができたら、次はその弓道場を管理、もしくはその弓道場をメインに活動している団体を調べましょう。
弓道場のホームページがある場合は、ページ内に団体名や連絡先が記載されていることがほとんどです。
3.申し込む
連絡先がわかったら、電話やメールで弓道を始めたい意思を伝えます。
その時に、
- 弓や矢など道具は借りることができるか
- 服装はどのようなものがいいか
- 費用はいくらかかるか
ということを確認しておきましょう。
弓道を始める際に注意すること
何もわからないまま弓道を始めてしまうと、後悔することもあります。
事前にどのようなことに気をつけるべきか確認しましょう。
いきなり道具をそろえる必要は無い
弓道を始める際に、弓、矢、道着などを、あらかじめ買う必要があると考える人も少なくはないでしょう。
しかし、それらの道具を最初から全て揃えてしまうと、後悔する可能性があります。
弓道で使用する道具はいずれも高いものですから、予め用意しようと思うと、多くの費用がかかります。
また、弓道の道具は、使用者に合わせて調整する必要があります。
例えば弓の強さや矢の長さなど、自分に丁度いい強さや長さがわからないまま、道具を揃えてしまったとしましょう。
すると実際に使用するときに、それらの道具が使い物にならず、改めてそれらの道具を、買い替えなければいけないということにもつながりかねません。
多くの道場で、弓や矢などは貸してもらうことができるため、最初からさまざまな道具を揃える必要はありません。
稀に道具を貸してもらえないところもありますが、そのようなところは事前に電話で確認することができます。
確認して道具を貸してもらえないことがわかったら、他の道場をあたってみるようにしましょう。
しばらくは弓は引けない
弓道のアニメや、ドラマなどがきっかけで弓道を始めてみたいと考えている人もいることでしょう。
そのような人に、あらかじめ知っておいてほしいことは「弓道で実際に矢を打てるようになるまでは、習い始めておよそ1ヶ月以上かかる」ということです。
弓は、扱い方を間違えると大怪我をする可能性もある道具であるため、扱う際には十分注意する必要があります。
まずは基礎練習として、ゴムを使った練習や、藁を巻いて作った「巻藁」というものに矢を打ち込んで行なう練習など、さまざまなステップを踏む必要があります。
「最初から弓を引く気満々で弓道を始めてみたら、意外と地味な練習ばかりでやる気が失せてしまった」ということがないようにしましょう。
先生との相性は大切
弓道を教えてくれる先生との相性も、気にかける必要があります。
たとえどんなに教え方が上手でも、嫌味を言う先生や乱暴な先生は、一緒の空間にいるだけでも苦痛になることでしょう。
そうなると先生のことが嫌で、徐々に弓道から足が遠のいてしまいます。
せっかく始めたものを、途中で投げ出してしまうことは、大変もったいないことです。
長く弓道を続けていけるようにするためにも、先生と相性が合わないと感じたら、遠慮なく他の道場の利用を考えるようにしましょう。
初心者向けの教室に参加してみるという手もある
弓道を始めるためには、前述したような方法だけではありません。
初心者向けの教室を開いている弓道場もあり、そのようなところに申し込むことも、弓道を始めるための1つの方法です。
このように初心者向けの教室を開いてくれるところであれば、あらかじめ道具を揃えてくれる事はもちろん、弓道初心者の仲間を見つけることができる可能性もあります。
同じスタートラインに立つ仲間ができれば、弓道を習うことがますます楽しいと感じることができるはずです。
そのため、初心者向けの弓道教室を開いているところがないか、探してみるのもいいでしょう。
まとめ
弓道は様々な道具を使うため、お金がかかるスポーツです。
しかしその費用は、道場から道具を借りる、道具のメンテナンスを日ごろからしっかり行う、など対策をとることで大幅に抑えることができます。
各道場では、初心者向けの弓道教室を開いていることもあります。
そこではすべての道具を道場が用意してくれるため、必要な金額は参加費の約500円のみです。
「道具購入後に、やっぱり合わないと思ってやめてしまうかもしれない」と心配に思ってなかなか始められない人は、安い費用でスタートできる初心者向け弓道教室から始めて、継続できるかどうか、そして道具を買うべきかどうか判断するようにしましょう。
そして実際にやってみて続けられそうであれば、使ってみた道具を見てネットで購入することで、費用も抑えられると思います。
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