弓道の技術力を上げる弓道ノートの記録の仕方とは?

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上達を速める「弓道ノート」とは

振り返り力を高める!弓道ノートのすすめ

弓道の上達のために欠かせないのは、日々の稽古の振り返り。

 

自分の体配や射形をちゃんと見直すことで、自分に欠けていることや改善点が明確になりますよね。

 

逆に振り返りをきちんとしないと、いつまでも射形が上達しなかったり、変な射癖がついたりする可能性もあります。

 

弓道教室や部活などで、先生や先輩がいる場合は教えてもらえる環境があって良いですが、やはり人に教えてもらう受け身の姿勢だけでは、いずれ行き詰る時が来ます。

 

素直に周りのアドバイスも聞きつつも、自分自身でも振り返ってみて、より良い体配・射形のために試行錯誤することが、上達のためには重要です。

 

とはいえ、自分自身で振り返ること、改善点に気付くことはなかなか難しいですよね。

 

そこで今回は、自分自身で振り返る力を高めるための

  • 「弓道ノート」の付け方

をご紹介したいと思います。

 

弓道ノートを書くポイント@:数値で書く

自分の射形の移り変わりを客観的に把握するため、数値で記入することは必ず行いましょう。

 

  • 1回の稽古時間
  • 引いた弓の本数
  • 的中率

はもちろんですが、その他のことも出来るだけ数値を用いて客観的に記録します。

 

例えば、

  • 射法八節それぞれの秒数

です。

 

 

理想の射形になるための改善ポイントなどを書くと同時に、

  • 会の秒数
  • 残心の秒数

なども記録しておくことで、後で客観的に射形を分析することができます。

 

 

早気の人が1秒の会を3秒くらいに感じるように、自分の感覚は意外とあてにならず、やったつもりでも出来ていないことは多々あります。

 

そんなとき、数値の記録は自分の射を正確にとらえる点で有効です。

 

また、その日の稽古時間や気温なども自己分析に役に立ちます。

 

1時間あたりに引けた弓の本数で効率的な稽古だったかを振り返ったり、気温が何度を下回ると弓が強く感じやすいなど、自分の傾向を把握することができますよ。

 

 

弓道ノートを書くポイントA:絵を描く

弓道ノートを書く際、出来れば

  • 絵を描きながら記録する

と感覚面も記録出来て便利です。

 

  • 取懸けの際の肘の張り方
  • 引き分けの際の押手の入れ方

など、文章だけの記録はなかなかイメージを伴いません。

 

自分から見たときの力の向きや強さなど、意識やイメージも絵や矢印を用いて一緒に書き込んでいくことで、満足いく射形が出来たときのイメージを、よりリアルに感じられますよ。

 

 

弓道ノートを書くポイントB:気持ちを正直に書く

射形や知識だけでなく、

  • 自分の感情

も弓道ノートに書き留めておくこともおすすめです。

 

長く弓道の稽古を行っていくと、どうしてもモチベーションが上がらなかったり、人と自分を比較して落ち込んだり焦ったり、時には人に嫉妬したりすることもあるかと思います。

 

そういったときに、

  • 自分の気持ちを整理する

のにも弓道ノートは活用出来ます。

 

弓道の稽古に疲れてしまったときでも、弓道ノートを見返して
「そもそもなぜ弓道を始めたのか」
「誰のどういうところに憧れるのか」
などを振り返ることで、もう一度頑張ろう、自分らしく稽古していこうという気持ちが湧きあがります。

 

自分の気持ちを正直に記録して、自分との対話をしてみましょう。

 

 

弓道ノートをつけて、最短で上達しよう

自分と稽古を振り返る“弓道ノート”。

 

毎日コツコツと書き続けて行くことで、稽古前や試合前に気をつけるべきポイントを整理出来たり、昇段審査に生きる知識を身につけられたり…様々な活用方法がありますよね。

 

学業に仕事にと、忙しい人ほど、効率よく上達できる弓道ノートを着けることをおすすめします。

 

自分だけの弓道ノートで、最短での上達を目指しましょう。

 

弓道で上達する方法


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