おすすめの弓道・アーチェリー教材
弓道射法八節習得プログラム〜射法八節を習得して中・貫・久を鍛え試合に勝つ方法〜【天皇杯覇者 土佐正明 監修】
弓道上達革命 〜初心者と指導者向け〜【天皇杯覇者 教士七段 増渕敦人監修】DVD2枚組
弓道上達の極意〜的中率アップの練習法〜【筑波大学体育会弓道部部長 松尾牧則 監修】
アーチェリー上達革命〜試合でも良い点数を打てるようになる効率的練習法〜【元・慶應義塾大学 洋弓部監督 佐藤達也 監修】DVD2枚組
ちゃんと過去のデータを取っていますか?
非常に単純な作業なのですが、これを疎かにしている選手が意外に多いんです。
データを取るといっても、そこまで細かい作業を必要とするわけではありません。
今日の練習における
- 的中率
- 意識して練習したこと
- 指導者に注意されたこと
などを、日記形式で書き記しておくだけでも良いのです。
1日2日では大した効果も出ませんが、こうしたデータを積み重ねていくほど大きな力になっていきます。
例えばスランプに陥ったときに過去のデータを見返すと、以前スランプを抜けたときに注意した点や修正した悪癖などの情報が載っています。
全く同じようにスランプを抜け出せるとは限りませんが、過去のデータからは必ず何らかの発見が得られるはずです。
特に、
- 指導者から注意された点
- 自ら治すべきだと気づいた点
などはしっかりと書き留めておくべきです。
人間の脳というものは自分で考えている以上に大雑把で、せっかく重要な気付きがあっても時間が経てば忘れてしまいます。
しかし「注意すべきこと」として書き記したことは忘れにくく、実際の練習中でも思い出しやすくなるので、射癖を治すことにも非常に役立つのです。
弓道のデータの取り方
弓道のデータの取り方は、個人がやりやすいように工夫しても構いません。
1日500文字程度の日記として、的中率や注意点を書くだけでも良いですし、指導者が書き留めている的中率の表を参考にしても良いでしょう。
また最近では、弓道の的中率をまとめるためのアプリなんかも登場していますので、そういったものを利用する方も増えています。
一応、こちらでは「データの取り方が全く分からない」という方のために、一種のサンプルをご紹介したいと思います。
これからデータを取り始めるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
的中率
その日の練習で放った矢が、どれだけ的中したのかを記録しておきましょう。
例えば、1立ち目で2本的中したなら「〇××〇」というように、〇×形式で順に記録しておけば、何射目を外したのかも一目瞭然です。
最後に「12射10中(的中率83.33%)」のように計算しておくことで、正確な的中率を割り出すことも可能です。
気付いたこと
その日の練習で気づいたことは、細かく記録しておきましょう。
例えば
- 「離れの調子が良かった」
- 「つるの向きが曲がっていた」
- 「体調が悪かった」
といった具合で、気付いたことなら何を書いても構いません。
これを的中率と合わせて見ることで、自分のクセやその日の調子が、的中率にどのような影響を与えたかを確認することができます。
気を付けた点
その日の練習で、気を付けた点を記録しておきましょう。
「手の内の作り方を矯正してみた」など、その工夫が的中率にどのような影響を与えたのかを確認してみましょう。
工夫が上手くいっていれば、的中率が少しづつ矯正されていくはずです。
注意されたこと
練習中に、指導者から注意されたことを記録しておきましょう。
指導者からの注意点は、自分ではなかなか気づきにくい射癖や、うっかり見落としていたミスの発見に非常に役立ちます。
その日注意されたことは、次回の練習で「気を付けた点」として扱うように心掛けてください。
日付とグラフ
当たり前ですが、練習した日の日付を書き忘れないようにしてください。
日付さえハッキリしていれば、のちのち的中率を折れ線グラフにして、統計を取ることが出来るようになります。
オススメの弓道アプリ「採点簿」
最後に、弓道のデータを取るのに役立つアプリをご紹介しておきます。
Google Playからダウンロードできる
- 「採点簿」
という無料アプリです。
採点簿は非常に使い勝手の良い弓道専用アプリで、毎日の的中率をデータ化するのに適しています。
的中したかどうかを〇×で入力しておくだけで、的中率を自動的に%表示に変換してくれます。
入力を続けていけば「月間的中率」「年間的中率」なども自動計算してくれるので、計算の手間がかかりません。
棒グラフや折れ線グラフも、自動生成してくれるので、自分の調子を感覚的に確認することができるようになります。
また、「メモ」という機能が付属しているのも、採点簿の強みです。
メモは立ごとに入力できるようになっているので、その日の気付いたことや、注意点などをまとめておくことができます。
日付ごとにしっかり管理されているので、後から読み返すのも楽々です。
広告が表示されますが、採点簿は無料アプリなのでいくら使っても、お金がかかることがないのも魅力的です。
スマホさえあればすぐにダウンロードできますので、弓道のデータの取り方に悩んでいる方はぜひ試してみてください。
弓道で上達する方法
弓道で上達していくためには、
- 基本的な知識
- コツ
- 練習方法
それらを知っていることで、指導された内容を深く理解でき、記録を伸ばすことにつながるでしょう。
そのような基本的な知識やコツ、練習方法を無料メールマガジンで配信しております。
ぜひご登録ください。
弓道で上達していくには
- 一流の人がどのような練習や考え方をしているのか?
- 一流の指導者がどこをポイントとして指導しているのか?
それらを知ることができる、おすすめのDVDがこちらです。
ぜひご覧ください。
- 『手の内』
- 『射形の美しさ』
- 『集中力と精神力』
- 『射技の美しさ』
- 『離れでの理想的なタイミング』
- 『体配の極意』
弓道上達革命 〜初心者と指導者向け〜【天皇杯覇者 教士七段 増渕敦人監修】DVD2枚組
- 中・貫・久に関する悩みの解消
- 思い描いた通りの動作が習得できる
- 射法技術の向上
- 皆中の喜びを知る
- 武道精神がより培われる
弓道射法八節習得プログラム〜射法八節を習得して中・貫・久を鍛え試合に勝つ方法〜【天皇杯覇者 土佐正明 監修】
- 「的中率を上げるための方法」
- 「早気を解消する方法」
- 「正しい射法八節」
- 「正しい道具の扱い方」
- 「結果につながる指導方法と練習方法」
関連ページ
- 弓道の射形と的中率を安定させる重要な3つの場面での呼吸方法とは?
- 武道でもスポーツでも、パフォーマンスの向上に重要な「呼吸」。弓道においても、呼吸は射形や的中だけでなく、精神的にも影響するとても大切なものです。呼吸を整えることが出来れば、自分の射のリズムを作ってリラックス出来たり、無駄な力を抜いたりと、色々なところで射の底上げを図ることができます。射場入場の時から射法八節、退場のときまで、どの動作・体配のときでも呼吸は大切ですが、その中でも正面打ち起こしの場合に射形と的中に最も影響を与える「打ち起こし」「引き分け」「会」の3つにおける呼吸法のポイントをご紹介していきますね。
- 的中に走ったら負け!自分を強く保つ気持ちの持ち方
- 弓道の稽古をしていくと、時々出会うのが「的中に走っている人」。地道に射形の稽古をしている人にとって、試合などで射形を軽んじているのに的中で入賞している人を見ると「なぜあんな射形で中るの?」と、つい悔しくなってしまいますよね。的中が全てではないことをわかっていながらも、つい的中に走っている人を羨ましく感じたり、射形のスランプに陥って稽古のモチベーションが保てなくなったりしたときに、自分を奮い立たせて射形の稽古をするための考え方を今回はご紹介していきます。
- 見取り稽古の効果を上げる方法3つ
- 弓道上達の有効な手段である見取り稽古。「本当に見ているだけで弓道が上達するの?」と思ってしまう方もいるかと思いますが、良い射を知り、良いイメージを持つことは自分の射の改善にとても役立ちます。しかし「ただ見ているだけ」ではなかなか上達スピードは速くなりません。ただダラダラと時間が過ぎてしまいがちな見取り稽古だからこそ、しっかりと自分の頭で考えながら見取り稽古を行うことが上達への早道と言えます。そこで今回は、見取り稽古を最大限に生かすためのポイントを3つご紹介していきますね。
- 的中率に大きく影響する弓道のフォームの8つの基本とポイントとは?
- 弓道は、剣道や柔道と同じように、フォームに気をつける必要があります。昇段試験の時には特に重要であり、フォームが悪ければたとえ皆中しても昇段できないこともあるほどです。しかしフォームがしっかりできていると、実は的中率にも影響を与えます。一体何故なのか、フォームの基本とポイントを見ながら、その理由も確認しましょう。
- 弓返りができないのはなぜ?初心者がつまづきがちな弓返りのコツ
- 弓返りとは弓を引き尺いっぱいに引き、離れに至ったときに弓手の中で弓が回転することを言います。意図的に回そうとするのではなく、矢を放ったときの勢いで「自然に回る」のが弓返りです。弓の構造上、正しい射法で矢を放てば弓は勝手に回るはずです。それが回らないというのであれば、何らかの原因で「弓の回転を止めてしまっている」と考えるのが自然でしょう。流派によってはあまり弓返りをしないよう意図して止めるところもありますが、弓返りを推奨している流派で弓が回らないなら原因を突き止め、対策を練る必要があるといえるでしょう。
- 弓道射癖を作らない馬手の肘と肩の大切な使い方とは?
- 弓道では「肘」の使い方がしばしば重要視されます。 初心者にとっては手の内など、手首から先の使い方が難しく思えるため、肘の使い方を学ぶことは後回しにされてしまいがちです。 しかし肘の使い方を疎かにしていたことが、後に厄介な射癖を生みかねないということは早めに知っておくべきでしょう。 今回は肘の使い方…とりわけ「馬手」の肘の使い方について解説していきたいと思います。