おすすめの弓道・アーチェリー教材
弓道射法八節習得プログラム〜射法八節を習得して中・貫・久を鍛え試合に勝つ方法〜【天皇杯覇者 土佐正明 監修】
弓道上達革命 〜初心者と指導者向け〜【天皇杯覇者 教士七段 増渕敦人監修】DVD2枚組
弓道上達の極意〜的中率アップの練習法〜【筑波大学体育会弓道部部長 松尾牧則 監修】
アーチェリー上達革命〜試合でも良い点数を打てるようになる効率的練習法〜【元・慶應義塾大学 洋弓部監督 佐藤達也 監修】DVD2枚組
弓道でスランプに陥ったら
弓道の稽古をしていると、時としてこのような悩みを持つ方がほとんどではないでしょうか。
自分ではなぜかわからないけれど調子が悪く、結果に繋がらないと焦ってしまいますよね。
禮記射義にもあるように
「発して中らざるときは即ち己に勝つ者を怨みず、反ってこれを己に求むるのみ」
とはわかっていても、自分のどこが悪いのかわからないと対処法も分からず、一人で悩んでしまいがちです。
今回は、そのようなスランプに陥った時の対処方法3つをご紹介したいと思います。
上達方法@:自分の射形を鏡やビデオで見てみる
まずオススメなのは、鏡やビデオで自分自身の射形確認をすることです。
- 打ちおこし時の肩の高さや力の抜け具合
- 会に入るまでの押手と勝手のタイミングとバランス
それらを確認していくことで、自分でも改善点を見つけられることも多々あります。
その際、巻藁で鏡を使っても良いですが、身長などによっては射場での射形と違ってしまうこともあるので、射場でスマホなどでビデオ撮影してもらうと、よりリアルに自分の普段の射形がわかりますよ。
上達方法A:たくさんの人に見てもらう・教えてもらう
自分で射形の改善点がわからなくなってきたら、周囲の人に射形のアドバイスをもらうことが効果的です。
その際のポイントは
- 「出来るだけ色々な人にアドバイスをもらう」
ことです。
弓道には理想の射形があります。
しかしその理想ばかり追っていると、どこかで無理が生じます。
なぜなら、人によって身長や手のひらの形、骨格や筋力などは全く違うためです。
猿腕かそうでないかで押手の使い方も異なりますし、小指の長さによって手の内も微妙に変わってきます。
そのため、様々な視点でのアドバイスをもらうことで、自分の骨格に合った弓の引き方がわかってくることも多いです。
また、たくさんの方に教えてもらうことで、物理的な弓の引き方だけでなく、感覚的なイメージもつかめることがあります。
弓を引く際には良い射形のイメージを持つことが大切ですが、そういったイメージは弓道の指導ではしばしば「クイっと張る」「ピッと」のような擬音語などのイメージで語られることも多いです。
そのイメージがつかめないと、なかなか上達もしにくいのですが、たくさんの方に教えてもらうことで、自分の感覚に近い表現に出会い「そういう感じか!」と、急に感覚がつかめるようになることがあります。
そのため、物理的にも感覚的にも、たくさんの人から色々な表現で色々な教え方をされることが、上達の近道と言えると思います。
上達方法B: 稽古をしばらくお休みしてみる
もし自分で考えても誰かに教えてもらってもなかなか改善せず、どんどん射形が悪くなっていくように感じたような場合は、しばらく稽古をお休みしてみるというのも良い方法です。
一度射形に変なクセがついてしまうと、どんどん無意識にクセ化してしまうので、改善するのはなかなか大変です。
そのため、一度稽古をお休みして悪いクセを忘れてしまいましょう。
お休みしている間は、自分が良い射形が出来ていることをイメージします。
肩の力が丁度良く抜けて、伸び伸びと会を保ち、まっすぐに矢が飛ぶ姿。
そういうイメージトレーニングをすることで、次に弓を引く際には意外と悪いクセが直っていたりします。
思い詰めずにただ自分の射を見つめよう
スランプに陥ることはとても辛いことです。
しかし、そういうときこそ弓道の教えを振り返る機会です。
「射は正しきを己に求む」…人と比べることなく、嫉妬することもせず、自分自身の上達にまっすぐと向き合いましょう。
そうやってスランプを脱したときは、きっと精神面でも一回り大きくなれるはずですよ。
弓道で上達する方法
弓道で上達していくためには、
- 基本的な知識
- コツ
- 練習方法
それらを知っていることで、指導された内容を深く理解でき、記録を伸ばすことにつながるでしょう。
そのような基本的な知識やコツ、練習方法を無料メールマガジンで配信しております。
ぜひご登録ください。
弓道で上達していくには
- 一流の人がどのような練習や考え方をしているのか?
- 一流の指導者がどこをポイントとして指導しているのか?
それらを知ることができる、おすすめのDVDがこちらです。
ぜひご覧ください。
- 『手の内』
- 『射形の美しさ』
- 『集中力と精神力』
- 『射技の美しさ』
- 『離れでの理想的なタイミング』
- 『体配の極意』
弓道上達革命 〜初心者と指導者向け〜【天皇杯覇者 教士七段 増渕敦人監修】DVD2枚組
- 中・貫・久に関する悩みの解消
- 思い描いた通りの動作が習得できる
- 射法技術の向上
- 皆中の喜びを知る
- 武道精神がより培われる
弓道射法八節習得プログラム〜射法八節を習得して中・貫・久を鍛え試合に勝つ方法〜【天皇杯覇者 土佐正明 監修】
- 「的中率を上げるための方法」
- 「早気を解消する方法」
- 「正しい射法八節」
- 「正しい道具の扱い方」
- 「結果につながる指導方法と練習方法」
関連ページ
- 最短で上達したい!おすすめの弓道稽古法3つ
- 同じ場所で的と対峙する弓道の稽古は、相手もいないので毎回が自分との戦いです。 しかし、何度も何度も同じ動作を繰り返していると、気付けば何も考えずに弓を引いていて時間だけが経っていた…なんてこともありますよね。 特に社会人になってからは稽古時間もあまり取れないので、少ない時間でより効果的な稽古方法を実践したい方がほとんどです。 そこで今回は、ダラダラと稽古してしまいそうになったときにリフレッシュしたり、少ない時間でより効率的に稽古したり出来る方法を3つご紹介します。
- 弓道中級者と上級者の違いを作る引き分けの動作でのポイントとは?
- 弓道を始めて1年〜2年と経ったころには、多くの人は初心者を脱却して中級者と呼ばれる腕前になっていることでしょう。中級者と呼ばれるころには初心者のときほどぎこちない動きはしなくなりますが、しかし中級者になる頃には新たな問題に直面する人も多いものです。その問題というのが「射癖」。つまり、弓道における悪いクセのことです。射癖は人によって異なりますが、射癖がプラスに働くことはほとんどありません。独特な射癖ほど的中率を下げることに繋がるので、上級者に上がるためには何とかして射癖を正す必要があります。
- 弓道で見直すべき基本の動作とは?
- 弓道が上達しない原因を知っていますか?ちゃんと練習しているはずなのに、なかなか的中率が上がらないというのは、弓道に携わる者なら誰でも一度は抱えたことのある悩みでしょう。練習を積み重ねることが重要なのは言うまでもないことですが、しかし盲目的に今まで通りの練習を続けるというのも考えものです。人一倍練習しているのに結果が出ないということは、かならず何らかの「原因」があるはずだからです。見直すべき3つのポイントを紹介いたします。
- 弓道家にとって「丹田」を意識する必要性は本当にあるのか
- 弓道の指南書のなかには「丹田(たんでん)」に言及している書籍も少なくありません。丹田は弓道のみならず、空手や合気道などの日本武術でも重要視されている考え方なので、聞いたことがあるという方も多いでしょう。「弓道に丹田が必要かどうか」という本題はさておいて、まずは丹田というものが一体なんなのかについて説明しておきましょう。
- 弓道で短期間にに的中率を上げる4つのコツとは?短期間で修正可能
- 「弓道は的に矢を当てることが目的ではなく、整った一連の動作の結果として的に矢が中(あた)るもの」と教えられます。つまり「弓道は的に矢を当てることが目的ではない」ということです。しかしそうは言っても、試合は的中率が全て。どんなに弓を引く動作がきれいでも、的中率が悪ければ負けになってしまいます。そのため、試合を間近に控えている場合「すぐに的中率をあげる方法はないか」と考えてしまうもの。そこで今回は、すぐに的中率を上げたい人のために的中率アップのコツを見ていきましょう。
- 弓道の腕を払う具体的な原因と対策とは?恐怖心ができる前の対策が重要!
- 離れの瞬間に弦が腕にあたると、弓道に対する恐怖心が生まれることもあります。たとえ恐怖心の中で弓を引き続けることができたとしても、腕に弦があたることによって矢飛びに影響が出たり、痛みによって不自然な射形になってしまうこともあるでしょう。腕を払ってしまう原因はさまざまです。そこで今回は、なぜ腕を払ってしまうのか、また腕を払わないようにするためにはどうすればいいのか確認していきましょう。
- 弓道射癖の緩み離れが起きる4つの原因と具体的な対策について
- 弓道三大射癖に数えられているのは「緩み離れ」「早気」「ぶすき」の3つ。 今回は、そのなかでも中級者〜上級者を悩ませる「緩み離れ」について考察していきたいと思います。緩み離れとはその言葉の通り、離れの段階で緩んでしまう射癖のことを指します。離れで緩むと矢の軌道がズレるため、当然的中率が下がってしまうのですが…厄介なことに、緩み離れにかかった人の多くは「なぜ的中率が下がったか気付けない」という特徴があります。本人にとっては単なる「スランプ」程度に捉えられてしまうことが多いのです。もしもアナタが近頃スランプを感じているのなら、緩み離れに陥っていないかどうか疑ってみてください。確かに緩み離れは直すのが難しい射癖ですが、正しく原因を知って対策すれば必ず直せるはずです。