おすすめの弓道・アーチェリー教材
弓道射法八節習得プログラム〜射法八節を習得して中・貫・久を鍛え試合に勝つ方法〜【天皇杯覇者 土佐正明 監修】
弓道上達革命 〜初心者と指導者向け〜【天皇杯覇者 教士七段 増渕敦人監修】DVD2枚組
弓道上達の極意〜的中率アップの練習法〜【筑波大学体育会弓道部部長 松尾牧則 監修】
アーチェリー上達革命〜試合でも良い点数を打てるようになる効率的練習法〜【元・慶應義塾大学 洋弓部監督 佐藤達也 監修】DVD2枚組
実技だけじゃない!昇段には「学科試験」が必要不可欠
- 「学科試験」
があります。
どれだけ的中率に自信のある方であっても、学科試験をパスしなければ昇段することはできません。
そこまで難易度の高い問題が出るというわけでもありませんが、学科試験を舐めてかかると、思わぬ落とし穴になる可能性もあるので、注意しましょう。
学科試験では、
- 100点満点中で最低60点以上を獲得
しなければなりません。
昇段するためには
- 実技と学科の両方で合格点以上をキープする必要があり、どちらか片方落とすだけでも不合格
となります。
学科試験にはどんな問題が出る?
学科試験に出題されるのは、当然すべて弓道に関する問題です。
段位によって出題範囲は違いますが、ほとんどは普段しっかり練習さえしていれば、解けるような問題なので身構えなくても大丈夫です。
出題されるのは知識問題というよりも、文章問題に近いものがほとんどです。
そのため、弓道の学科試験をパスするためには、暗記力よりも
- 「文章力」のほうが重要
になってきます。
例えば初段の昇段試験には
「弓道を始めた動機と、弓道を始めて感じたことを書きなさい」
というような問いがよく出題されます。
この問題をはじめとして、初段の学科試験には「試験」というよりも「履歴書」を書くような気持ちで臨むべき問題が多々あります。
上記の問題には明確な答えはなく、弓道を始めた理由が適切か、弓道を通してどのように成長しているかといった「適性」が見られます。
常識的な内容を5〜10行程度書くことができれば、まず不正解ということはないでしょう。
ちなみにこの問題は
「私が弓道を始めたきっかけは、知人が出場していた弓道の大会に応援で参加し、選手たちの弓を引く姿の美しさに感動したからです。弓道を通して心身ともに成長することを目的とし…」
といった感じで解答していきます。
弓道を始めた理由や感じたことなどは、当然人によって違いますので、解答例を丸暗記するのではなく、自分の気持ちに従って正直に書くのがポイントです。
学科試験に合格するためにはどれくらい勉強すべき?
学科試験に油断してかかることはできませんが、初段〜二段程度の学科試験はそこまで難しくはありません。
勉強は必要ですが、試験の何ヶ月も前から参考書片手に猛勉強を…なんて必要はないのでご安心ください。
人によって必要な勉強時間は違いますが、要領の良い人なら前日に軽く過去問を解くだけでも合格できるでしょう。
多少の暗記問題と文章力への対応が必要になりますので、文章力と暗記に不安のある方は、1週間ほどの勉強期間をとってみても良いでしょう。
例年、出題される問題は大差ないので、勉強方法としては
- 「過去問を解く」のがベスト
です。
問題のニュアンスが違うだけで、答えは大差ないということが多いため、これまでの模範解答を軽く覚えておくと合格に近づきます。
段位によって難易度はどれくらい変わるのか
段位が上がるごとに実技試験の審査が厳しくなるように、学科試験の出題も徐々に難易度を上げていきます。
とはいえ、少し段位が上がっても、ほんの数日勉強すれば合格できるような出題が多いので、段位が上がっても学科試験に身構えなくても大丈夫です。
出題されるのは、普通に練習を積み重ねていれば、いつの間にか覚えているような問題がほとんどで、トリッキーな出題はほとんどありません。
例えば五段の学科試験において、過去に
「五重十文字、三重十文字について述べなさい」
という問題が出題されたことがあります。
確かに初段の出題範囲より難しくなってはいますが、五段の昇段試験を受ける段階で「五重十文字ってなに?」なんてことを言う人は居ないでしょう。
文章力の無い人だと、この動作を文章で説明するのに少し苦労するかもしれませんが、しかし「全く解らない」と混乱してしまうようなことは無いはずです。
このように、弓道の学科試験は段位が上がったとしても、大して高難易度のものではありません。
学科試験はあくまで
- 「普段からしっかりと練習を積んでいるか」ということを確認するためのチェック項目
のようなものなので、勉強が苦手な方でも練習さえしっかり行えば、高い確率で合格できますよ。
弓道で上達する方法
弓道で上達していくためには、
- 基本的な知識
- コツ
- 練習方法
それらを知っていることで、指導された内容を深く理解でき、記録を伸ばすことにつながるでしょう。
そのような基本的な知識やコツ、練習方法を無料メールマガジンで配信しております。
ぜひご登録ください。
弓道で上達していくには
- 一流の人がどのような練習や考え方をしているのか?
- 一流の指導者がどこをポイントとして指導しているのか?
それらを知ることができる、おすすめのDVDがこちらです。
ぜひご覧ください。
- 『手の内』
- 『射形の美しさ』
- 『集中力と精神力』
- 『射技の美しさ』
- 『離れでの理想的なタイミング』
- 『体配の極意』
弓道上達革命 〜初心者と指導者向け〜【天皇杯覇者 教士七段 増渕敦人監修】DVD2枚組
- 中・貫・久に関する悩みの解消
- 思い描いた通りの動作が習得できる
- 射法技術の向上
- 皆中の喜びを知る
- 武道精神がより培われる
弓道射法八節習得プログラム〜射法八節を習得して中・貫・久を鍛え試合に勝つ方法〜【天皇杯覇者 土佐正明 監修】
- 「的中率を上げるための方法」
- 「早気を解消する方法」
- 「正しい射法八節」
- 「正しい道具の扱い方」
- 「結果につながる指導方法と練習方法」
関連ページ
- 弓道初心者が段を取るまでにかかる時間は?意外と短期間だった!?
- 日本古来の武道においては「段位」というものがその道の修練度を表します。空手・柔道・剣道といった武道にも段位がありますが、もちろん弓道も例外ではありません。弓道に携わった以上、誰でもいつかは段位を取得したいと考えるのは当然のことでしょう。弓道の段位で最も最初に取得できるのは「初段」です。練習を積み、昇段試験を受け、初段から順に二段、三段、四段と段位を上げていきます。そのため、初心者はまず初段を取得することが当面の目標ということになります。未経験者には「段位」と聞くと物々しく聞こえるかもしれませんが、実は初段を取得するのはそう難しくはありません。
- 審査直前に確認しておきたいポイント3つとは?確実に昇段するために
- 弓道の稽古をするからには受けたい、昇段審査。年に数回しか受審できないため、試合よりも緊張するという方も多いのではないでしょうか。意気揚々と昇段審査の申し込みをして数週間前から準備をしようと思いつつも、つい気付けば審査日が迫っていて「もうどこから手をつけて良いかわからない」という方もいますよね。もちろんしっかり準備するべきなのですが「もう審査まで時間がない」という方のために、今回は審査直前でも出来ることや直前の確認ポイント3つをご紹介します。
- 弓道の昇級審査時のポイントと注意点
- 弓道の審査は試合とは違い、的中率よりもその他の部分を重点的に見られます。しかし初めての審査となると、何をどうすれば良いのかわからないものです。ましてや、どこに注意すれば良いのかなんてもってのほかでしょう。そこで今回は初めて昇級審査を受ける人のために、その注意点とポイントを確認していきます。弓道の審査において注意すべき点は数多くあります。加えて、順番などによっても注意すべきポイントが変わるため全てを挙げるとキリがありません。そこで初めての審査の場合、特に失敗しやすいポイントに絞って注意点を見ていきます。